組織の壁を超えて

Published: Apr 27, 2025 by ONIC Japan

Open NetworkIng Conference Japanは,組織の壁を超えて,SDNの普及と発展に貢献したい面々が集まり,始まったSDN Japanが母体のカンファレンスイベントです。”組織の壁を超えて議論する”姿勢は現在も受け継いでいます。

SDNが普及したのか,熱が冷めたのか,期待外れだったのか,SDNでは参加者数が伸びなくなってきたので,SDNに拘らずオープンネットワークとして枠を広げました。最近ではさらに枠を広げようと実行委員内で議論しています。生成AIやOTセキュリティ等々,技術ネタは尽きません。 特にShowNetネタの講演に代表されるようにOpen NetworkIng Conference Japanで取り上げるプログラムは机上よりも”リアル”を重視しています。実際に動かし,運用し,使ってみる。このループを回している方々にお話いただこうと考えています。

東京近郊で開催すれば,参加者が増えそうな予感はしていますが,議論に集中できる場所で開催していこうとの思いから,2018年から軽井沢の大賀ホールで開催してきました。大賀ホールほどの設備を持った会場を都内で借りた場合。。。以下,省略で(笑)

これまでの参加者のアンケートからのフィードバックに,「いろいろ集めすぎ,でも面白い」,「軽井沢に行くきっかけになるw」等々,励まし(?)をいただいています。またスポンサー企業様からは,「ここでしか聞けない話がある」と,多数,応援いただいています。

そのお陰で,もう12年経ちました。 世の中では若返りとか,叫ばれていますが,実行委員が全員還暦を超えても,最前線の技術者のハシクレとして,継続し,世の中に役に立てばと考えています。 これまで通り,ご贔屓にしてください。

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ネットワークの抽象化の先に見えたもの
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3月と4月のblogで、SDN Japan時代からこれまでの歴史について少し触れました。 ONICの実行委員はみんな、ちょうどSDNという技術が出てきた時、まさにその時に、各社でそのSDNをやっていた(やり始めた、が正しいかも)のが今の実行委員なのです。 そのため、ネットワークの話題が多いのは、実行委員の顔ぶれを見ても、ONICの名前からしても違和感がないと思います。 そして、ネットワークを抽象化するために何が必要で、動かすときの肝は何か、そしてどうやって運用していくのか、皆さんがそれぞれの現場で得た知見を共有することを目的に技術を議論してきました。 つまりネットワークオリエンテッドな場であったわけです。

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ONICの財産 - アーカイブ資料
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Open NetworkIng Conference Japanは今年で14回目を迎えます。現在、実行委員にてテーマ策定や講演内容を検討しているのですが、本日はこれまでのONICを振り返ってみたいと思います。